馬蹄形コインケースの作成

By taka_ume - 3月 03, 2024

 3月ですが寒い日が続きますね。財布が出来上がったあと何を作ろうかと考えていたのですが、そうだ馬蹄形コインケースを作ろうと思い立ちました。ググって見つかったこのサイトを参考にまずは作ってみました。

レザークラフトで馬蹄型コインケースを作ってみよう! (1)型紙のつくりかた


とりあえず、形になったものの根本の隙間がたっぷりな仕上がりになりました。このときマチは参考にしたサイトの通り直線で設計したのですが、別のサイトにあった曲線でやってみたくなり方法を検討しました。


ちなみに、こんな形状です。で、結局 3DCADで描いてそれを展開する方法でやってみました。


まず、アウターとインナーの図を用意します。このときもレザクラCADにお世話になります。

アウターとインナーを2Dで描いて一定の距離に設定します。12mmくらいですかね。


ロフトコマンドで立体化します。

根本に向かって傾けたいのでその分削ります。


2mm削りました。このへんはざっくり設計です。



曲面を選択してメッシュに変換します。



平面に展開して、面に戻します。


これを、図面に貼り付けてDXFでエクスポートします。これで、曲面のマチの図が得られました。この後JW-CADで曲線部分を円弧で書き直して、レザクラCADにインポートします。

レザクラCAD上で目打ちを設定します。私が使っている革(ブリーナ)の場合、円の半径を1.2mm小さくし、直線部分はそのままで設計しておよそ合うように調整しています。このあたりのさじ加減が難しいですね。


1番目に作成した分です。見た目はそこそこですが、コインを入れる部分とコイン受け部の間が短くで強引に伸ばして完成させました。


2作目です。1作目の失敗は修正しましたが、ちょっと大きいかなと言う感じです。実はマチが長めに出来上がりました。



3作目、おおむね想定通り出来上がりました。どれも共通ですが、曲線の切り出しが難しくなかなかなめらかに仕上がらなかったです。また、コマ合わせ縫いの穴の貫通が難しく、たまに新たな穴を開けてしまったり、穴位置が合わず目を盗んだりと技術が追いついていないところてんこ盛りです。端切れでそのあたり練習して、4作目に取り掛かりたいと思います。







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