SS-ONE ポーラーもどき その2

By taka_ume - 3月 07, 2021

 さて、前回に続きソフトの作り込みを進めます。先日撮った北極星の画像をとりあえず表示してデバッグできるように仕込みました。ステップを進めると120度づつ回転して表示するようにしています。

何回か試していると、ハフによる円の検出はちょっと誤検知が多いので、輪郭検出を行いそのいくつかのエリアで面積の大きいものを北極星と認識する方法に変えました。北極星が一番面積大きいという前提ですが、まあなんとかなるでしょう。テスト画像では安定してました。

カメラを120度づつ回転させることで、3つの点を取得。その3点から中心を求め、それを極軸とします。


まず0度。


120度回転。


さらに120度回転。


3つの点を指示できました。


極軸に十字マーク。

残りは現在時刻から、北極星の位置を割り出しマーカーを出すところです。最初はJ2000.0の位置をもとに歳差などを補正して計算しようとしたのですが、何かとめんどくさそうなので、2030年までの10年分の北極星の位置をその年ごとに基準にすることにしました。KStartsで位置情報を調べメモしていきました。

時角の計算はまた次の休みにでも。で、晴れたらテストしなきゃ。

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