CMOSカメラを冷やしてみよう3 その12

By taka_ume - 1月 04, 2025

年が明けましたね。おめでとうございます。

放置案件のカメラ冷やしてみように少し進展がありました。現在の撮像素子の温度をグラフで表示できるようになりました。

描画のチラツキを抑えるためにlovyanGFXというモジュールを入れて仮想画面に一度書き込んで、最後にLCDに一気転送という手段を取りました。それを使わないときとは比較していないのでなんとも言えないですが、いい感じになっていると思っています。グラフ領域は個別に仮想画面を作り、全体の仮想画面に一度転送、その後全体をLCDに転送という運びです。

画面設計はexcelでドット絵を書いて、座標を割り出しました。

グラフ全体のデータが埋まるまでは、途中まで線を書いて、全部埋まると…


スクロールして右端が常に最新となるように描画します。このときはランダムな値をプロットするようにしていました。コードは最新の温度情報がプロット用配列の何番目まで入っているかを別変数で管理して、そこまで描画するようにして、全部埋まるとプロット用配列を先頭方向に1つずらして、最後に最新データを保存するようにして、スクロールを実現しています。表示は素直にプロット用配列を折れ線グラフで表示するだけなので、コッタギミックは不要です。
次は、サーミスタを接続して、内部温度情報との比較と表示です。

安定したところでスナップショットです。最初実際の温度とズレていたので(おそらくサーミスタの設置場所が悪かった)VRでちょこっと修正しています。なので、温度下がるとまたずれると思います。

撮像素子の実際の温度はこんな感じで、まだちょっとズレてますが良しとしましょう。あとはテストでコメントアウトしていた、PID処理を復活させればようやく完成です。さて無事に冷えるのかは次回のお楽しみです。



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