CMOSカメラを冷やしてみよう その5

By taka_ume - 7月 05, 2020

もういい加減しめないとダメなネタですね。

一応完成?としておきます。

まずは、ペルチェ素子の周囲をスポンジで囲みます。


周囲に露がつかないようになるはずです。

次にあの大きいヒートシンクをカメラに固定するためにL字金具を加工してカメラに取り付けます。


CPU用のステーをそのまま使うように寸法を合わせました。(数mmずれてしまいましたが…)
で、ペルチェ素子をのせて、


グリスをぬりぬりします。


で、組付けたらこんな感じに…


こんな重いもの、大丈夫だろうか?

そんな心配をしつつ、冷却実験です。まずはカメラの中に入れておいた除湿シートを入れ替えます。梅雨のせいでかなり湿気てました。

ドキドキしながら、電源を入れます。


おっ、なかなかいい感じに冷えていきます。




安定したところで、カメラ温度は約11℃(周囲温度26℃)。で、ガラス面は…


見事に曇りました。それだけでなく露が結構ついている。これはこの面にヒーターが要りそうですね。側面は、スポンジの内側に貼った露取りシートのおかげで大丈夫でした。

うーん、夏場周囲温度が35℃だとすると、思ったほど下がらないかな~ 外郭を冷やすのはエネルギーがいりますね。冷却バージョンを買えばいいのにという突っ込みは無しの方向で…

やっぱ、CMOSを直接冷やすのがベストなんでしょうね。とりあえず、曇らないようにして使ってみます。

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