撮影に行けない日は

By taka_ume - 8月 23, 2020

 なかなか晴れません。こんな時は機材の整備に限ります。

前回の撮影で、カメラの冷却システムがヒューズ切れで動かないという残念な結果だったのですが、せめてダークファイルはその時のカメラの温度を再現して取ってみようと思い、重い腰をあげました。

今は、目標温度を変更するにはソフトをコンパイルしなおさないといけないので柔軟性に欠けます。そこで、目標値が変更できるようにソフトを変更です。

以前別の目的に使うスイッチ基板を作っていたので、これを再利用します。

4つしかボタンがないので、メニューを工夫しました。まずは、ボタンを認識できるようにします。4つのボタンのH(ボタンを押さない状態)、L(ボタンを押した状態)を定期的に読み出します。(今回は10ms間隔)これを最新情報がLSBとなるように変数に入れていきます。


で、下位3bitを取り出して「110」となったら押されたと認識します。また、押しっぱなしにするとそれも認識して、自動でインクリメントやデクリメントするようにしています。

なんだかんだで、プログラミングとデバッグで半日もかかりましたが何とか完成。


初期メニューです。上下ボタンでカーソルが動きます。右で各項目が有効になります。



目標温度を設定するため「Setting」を選択。



「Setting」メニューでは、左ボタンで目標温度にカーソルを合わせます。下のけたは1づつ、上のけたは10づつ温度を変更できます。

とりあえず、初期値20℃から2℃下げました。元のメニューに戻って、


「TargetTemp」が18℃になっています。この「Start」位置で右ボタンを押すと、冷却スタートです。


このメニューの時は、冷却中です。冷却中に目標温度を変更できるようにもしてあります。


ここまでで、時間切れ。実際の制御は次の休みになります。一応、霜取りのヒーターを作ったのでどこまで効果があるかも確認します。さて、上手くいくかな?



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