レザークラフトなんぞはじめてみる

By taka_ume - 8月 27, 2023

 最近、更新が滞ってましたが、その間レザークラフトなんぞはじめていまして、自分で使うものを作っておりました。当面の目標は自分用の長財布です。今まで使っていたのがだめになり、新しいのを買おうとしたのですが、欲しいデザインがない…。
じゃあ作ってしまえということで、今年の3月くらいから道具を揃えばじめ、5月くらいからちょこちょこと小物作成をしておりました。作ったものはおいおいアップするとしてまずは道具からですね。つい道具を集めることが目的になりそうなところを抑えて、必要なものをそろえるつもりでいましたが、結局使ってみないとわからないということで使ってみてよかったものをご紹介します。

ただ、これがベストかは人によりけりなのであくまでも参考ということで。

実は最初、「誠和 手縫い工具基本7点セット」を買ったのですが、この中で今も使っているのが、丸きり、ゴム板、縫い針くらいです。糸と接着剤は使い切りましたがその他の付属道具は買い直しました。



参考にリンク置いときます。簡単なものならこれでいけますが、いろいろやりだすと足りないんですね~。なので、東急ハンズ 梅田と大阪難波にあるPhoenixさんでいろいろ買いました。



順番は適当に紹介です。




革包丁とカッターです。革包丁はクラフト社、カッターはグランツです。革包丁は革の裁断と革すきに使っています。特に革をすくときはちゃんと研いでおくと上手くすく事ができます。(研いだときの研ぎ汁で柄が汚れてます)カッターは型紙を切るときと革のカーブのところを切るときに使っています。



型紙押さえに使っている鉛インゴット。普段は革に包んで使っています。


入門キットにあった、丸きりです。型紙の端をこれでなぞって革に転写しています。


革を切り出す定規です。黒いのは金属タイプで、下はアクリルタイプで目盛り反対側は金属の板が貼り付けてあります。ただほんの少し飛び出ているので正確に位置合わせができないのが難点です。なのでもっぱら金属タイプを使っているのですが、わりと革包丁の刃を引っ掛けてしまい、刃をかけさせてしまいました。慣れれば、定規なしで直線は革包丁できることができるようです。



誠和のマルチステッチンググルーバーです。本来は革に溝を彫るのですが、線を引くだけのオプションの方を主に使っています。(菱目打ちを打つラインをつける用途)




菱目打ち 4mmピッチです。どちらも岡製作所製ですが、下は逆目タイプです。床面同士を貼り付けると、どちらかは菱目の傾きが反転しますよね。それぞれの革にあらかじめ菱目で穴を開けてから張り合わせる際にこの逆目を使います。菱ギリを使えばいらないですが、腕がそこまで追いついてないので、道具に頼ります。
写真下の右端は丸い穴を開けるものです。革を貼り合わせ段になっているところにこれを使うと、菱目打ちで革を切ってしまう可能性を減らせます。


協進エル 菱ギリ 小です。さきっぽは研いで使っています。あと2種類の大きさがあるのですが、使ってないです。上の4mmピッチに合わせるならこれで十分です。




メルカリショップのレザークラフトツール atで購入したLeatherSanctuary グルードレッサー 3mmです。5mm幅もほしいかな。似たようなのがほかもあるみたいですが、レビューをみるとあまり削れないとのことで、これにしました。よく削れあまり革が引っ張られないのでこれはいい買い物でした。


協進エル製 マスターへり落としとスリッカーです。このヘリ落としよく切れますが、1mm厚の革は幅が合わずやりにくい(刃のついていないところが1mm以上ある)なので型紙を下に敷いてヘリを落としたりしてますが、今ひとつ。(2mm厚だと問題ない)なので、も少しスリムなのを購入したので到着待ちです。


2023.9.4追記
Edge beveler - african black wood handle #00 - 0.2mmです。1mmくらいの厚さの革でもスルスルとヘリが落とせました。ここで購入しました。




針(入門キットのやつ)です。ちょっと長いかな。ケースは自作です。はさみはユザワヤで買いました。この形が使いやすかったです。糸はフェニックスさんで「六花」を購入。普通の蝋引き糸はろうがつきすぎててベタベタして使いにくいのですが、これはそんなことがないので気に入っています。


ホームセンターで買ったヘラとAmazonで買ったヒートペンです。ヒートペンは糸の処理のときに使います。私が下手くそなのか、溶けた糸が細く糸引くことがあります。ライターだとそうならないですが、電熱線を当てるタイプなのでやむを得ないかなと。


ガラス板(東急ハンズで購入)とゴム板(入門キット)です。ガラス板に貼りつているテープはノンスリップテープで革をすく際この上でやると、革が滑らないので多用しています。


床フィニッシュを今使っていますが、水っぽくて私はいまいちなので使い終わったらこちらのトコプロを使う予定です。多分どちらでも問題ないです。


作業用のカッターマットです。



台付 ルージュスティック(青棒)、プラ金槌、ローラーです。青棒はちょくちょく革包丁をこれで研ぐと切れ味が持続します。


これはなくても困らないですが、小型のカンナです。コバをそろえるのに使います。ヤスリでちまちま削ってもいいのですが、ある程度削り進めたいときに便利です。ただ気をつけて使わないと削りすぎて困ったことになります。

他にも穴あけのポンチ数種類やハトメやカシメを打つための棒などもありますが、それらは必要に応じて揃えれば良さそうです。ステッチングポニーとハンドプレスもあったほうがいいですが、私は自作しました。それらは、また別の機会に。

一気に揃えたい方は参考にしてみてください。で、いくつか作品を作っていくと道具が自分にあっているかがわかると思いますので、合わないときは違うのを買って試してみましょう。



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