少し以前になりますが、息子からオーダーがありパスケースを2つ作成しました。
JW-CADで図面をカキカキして、ELECOM スーパーファイン紙 超得厚 0.34mmに印刷します。当初、普通紙に印刷して画用紙に貼り付けていたのですが、若干めんどくさくなりそういえば厚紙が印刷紙にあったことを思い出し、それ以降その用紙を使っています。
芯材を切り出して、端をすいています。使用した革がソフトヌメなのでそうしています。
ベースパーツを切り出してハトメの穴をポンチであけます。
芯材をペースパーツでサンドします。(結構接着剤使うんですよね~)
ローラーで圧着します。
で、余分をカットします。
外装パーツを切り出して、親指がカードに当たるように穴を開けます。このときにコバも整えます。
両面の貼付け位置を荒らして接着剤で貼り付けて、縫って・ハトメつけると…
完成!ちょっと歪んでいるのはご愛嬌。
もう一つの色も、切り出します。外装パーツは少し大きめにしています。
ベースパーツも、切り出し。
で、完成!黒色を後で作ったので、ちょっとこましになりました。で、息子に納品して完了です。このときは菱目打ちをラインに沿ってその場で打っているのでちょっと今ひとつ。このあとに打つ場所も指定する方法に変えました。それはまた別の機会に。
このテーマ、なかなか終わらないですね。まあ、サボっていたというのもあるのですが…
いい加減次に進まないとというわけで、一旦別のペルチェ素子を使ってお試しです。プログラムのPWM制御をかなり精度良くできる方法に変えたのでなんとか使えるレベルになったと思っています。ledcWrite関数を使っています。
テストを行うために任意のデューティーに設定できるように温度設定値がそのままデューティーとなるように改造し、温度上限を60度にして0~60%が指定できるようにします。
使い古しのPCファンの上にペルチェ2段を載せて電源12Vを印加します。で、まずは20%からスタート。銅板を触ると冷たくなっているので、ちゃんと動いているようです。念のためスイッチングのFET温度を(料理用ですが)温度計で測ると…
上図の上側を測定。
おっと、47度近くになっている。さらに30%に設定すると…
うおっ、60度超えてる。放熱板がないと、目標のデューティー60%は無理ですね。このM5STACKの固定方法をまだ考えていなかったのですが、大きめのアルミ板に固定してスイッチングFETと10mm立方の銅のサイコロで熱結合させるのが良いかもです。
もうちょっと手を入れないとだめっぽいですね。