こんばんわ。
11/21の夜は月の影響もわずかで、いい夜でした。もちろん前回のような忘れ物は無いようにチェックを怠らず、万全を期したつもりでした。
しかし、赤道儀のコントローラーの通信がよく切れるというトラブルが発生。3時間くらい悩まされた結果、ラズパイ4を入れている箱に放射冷却防止のアルミシートをかけていたことに気づき、バスタオルに変えることで事なきを得ました。これにより3時間が全くの無駄になりました…
気を取り直して、今回は定番の馬頭星雲と先日来から取り逃しているM1を撮影しました。
馬頭星雲
撮影地:大阪 泉南市
望遠鏡:MAK127(1500mm)
カメラ:ASI294MC
フィルター:LPR-N
制御:Ekos + INDI
ガイドスコープ:マイクロガイドスコープ50(190mm)
ガイドカメラ:ASI178MM
ガイドソフト:PHD2
赤道儀:Celestron ADVANCED-VX
ゲイン:360
露出時間:60sec
枚数:Light x 47、Dark x 240
コンポジット:自作ソフト
仕上げ:Photo Shop CS6
撮影が終わってから、途中ピンぼけしていることがわかりました。1時間強のデータはぼやけてますボケボケなので使えず。なので、今ひとつぱっとしない結果でした。そうならないように、カメラからヒートシンクを外したのですが効果が出てないようです。
うーん、ロックのネジがあったのでそれを締め付けるのを今度試してみるか…
M1
撮影地:大阪 泉南市
望遠鏡:MAK127(1500mm)
カメラ:ASI294MC
フィルター:LPR-N
制御:Ekos + INDI
ガイドスコープ:マイクロガイドスコープ50(190mm)
ガイドカメラ:ASI178MM
ガイドソフト:PHD2
赤道儀:Celestron ADVANCED-VX
ゲイン:360
露出時間:120sec
枚数:Light x 60、Dark x 120
コンポジット:自作ソフト
仕上げ:Photo Shop CS6
肝心のM1はぼやけてます。でも、自分としてはまずまずの結果でした。
ところで、撮影から戻ったその日に自作のコンポジットソフトでダーク引きをやったのですが、なんかわけのわからない画像になり次の日まで悩みましたが、どうもlibtiffの使い方が悪く一向に良くならないため、TinyTIFFライブラリを使うことにしました。これで、ダークファイルを加算平均したマスターダークが無事に読めるように。しかし、今度はダークを引くと露出部分のデータが無くなる事態に。これもよくよくコードを見ると計算間違いがありました。
というわけで、修正版でダーク引き含め結果を見ると… 問題なくコンポジットできました。ちゃんとデバッグしないとダメですね。
さらに、カメラの冷却システムですがそのダークファイルを家で作成するために使用することにしました。(カメラのカバーガラスが曇る問題がどうにも解決しないので)ライトフレーム画像の温度を確認し、その平均温度に冷やしてひたすらダークファイルを作成。現場では撮影に専念できるのがいいですね。アンプグローもきれいに消えているし、しばらくはこのスタイルでいこうと思います。
それにしてもいい天気でした。次はいつ撮影できることやら。
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