うれしいことに、この間の土曜の夜は晴れてくれました。といっても、10時頃まで雲がひかず待たされましたが、その後は快晴でした。
まず、2週間前のリベンジということで馬頭星雲からスタートです。コツを忘れないようにメモを見ながらセッティングしたので、スムーズに視野内にロックオン。
馬頭星雲
撮影地:大阪 泉南市
望遠鏡:MAK127(1500mm)
カメラ:ASI294MC
フィルター:LPR-N
制御:Ekos + INDI
ガイドスコープ:マイクロガイドスコープ50(190mm)
ガイドカメラ:ASI178MM
ガイドソフト:PHD2
赤道儀:Celestron ADVANCED-VX
ゲイン:360
露出時間:60sec
枚数:Light x 180、Dark x 240
コンポジット:自作ソフト
仕上げ:Photo Shop CS6
前回よりはマシな気がするのですが、なんかフラットにならないので「dynamic_background_estimation」を使わせてもらい周辺減光を補正しました。うーん、露出を伸ばしたほうが良かったかもしれません。
で次はRedCatに載せ替えてサクッと撮影に移りたかったのですが、なぜかメインカメラが認識せず、更にはハンドコントローラーのBluetoothも認識せず。結局すべての電源を入れ直して無事に起動しました。
気を取り直して、手始めにM42からです。そういえば、RedCatの接続アダプターですが、ヘリコイドをもう少し短いのに変えて無事にピントが合うようになりました。
ヘリコイドが一つもったいないことになりましたが、気にせず続けます。
M42
撮影地:大阪 泉南市
望遠鏡:RedCat51(250mm)
カメラ:ASI294MC
フィルター:LPR-N
制御:Ekos + INDI
ガイドスコープ:マイクロガイドスコープ50(190mm)
ガイドカメラ:ASI178MM
ガイドソフト:PHD2
赤道儀:Celestron ADVANCED-VX
ゲイン:240
露出時間:30sec
枚数:Light x 40、Dark x 360
コンポジット:自作ソフト
仕上げ:Photo Shop CS6
やっぱり、かぶってる感があったのでセルフフラットで仕上げました。
最後はバラ星雲です。
NGC2237(ばら星雲)
撮影地:大阪 泉南市
望遠鏡:RedCat51(250mm)
カメラ:ASI294MC
フィルター:LPR-N
制御:Ekos + INDI
ガイドスコープ:マイクロガイドスコープ50(190mm)
ガイドカメラ:ASI178MM
ガイドソフト:PHD2
赤道儀:Celestron ADVANCED-VX
ゲイン:120
露出時間:180sec
枚数:Light x 39、Dark x 60
コンポジット:自作ソフト
仕上げ:Photo Shop CS6
トリミングとセルフフラットしてます。色かぶりが多かったのですが、月のせいか街明かりのせいか不明で終わりました。うーんQBPフィルターのほうが良かったかな?今度試してみます。
なんかまずまずから抜け出せないですね。露出時間を伸ばすべきかどうか?ちょっと悩んでみます。
4 コメント
Zephyrと申します.
返信削除始めてコメントさせていただきます.
RedCat51に直進ヘリコイドを使う件,非常に興味を持って読ませていただきました.
「少し短いヘリコイド」の詳細(メーカー,名称等)をお教えいただければ幸いです.
よろしくお願いします.
Zephyrさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
返信削除ブログ中に登場した直進ヘリコイドは、天文ハウスTOMITAの「ASTROLABE M42ヘリコイド」になります。もしかすると私が購入したものだけかもしれませんが、実際使用するとガタがありました。ご注意いただければと思います。
追記:ヘリコイドのガタですが、よく見るとカメラ側のアダプターに原因がありました。なので、ヘリコイドは問題ありませんでした。失礼しました。
返信削除Zephyrです.
返信削除レスポンスが遅くなり,申し訳ありません.
直進ヘリコイドの件,有難うございました.
天文ハウスTOMITAのHPによれば,当該ヘリコイドは「在庫なし」ですね.COSMO工房さんにアダプタ製作をお願いする必要もありますし,少し気長にやろうと思います.
重ねて,有難うございました.
それより,自分のブログの更新の方が優先かな....