違うことに興味が移ると、なかなかこっちのネタが進まないですが、ぼちぼち進めます。
2cm□のペルチェのテストをして、Duty90%まで動かしてみました。
Duty80%で3℃弱
Duty90%で0℃直前
ペルチェ表面に霜が降りてます。スイッチング素子もほどほどの熱だったので、これで再度組み込みます。
ペルチェの周囲をシリコンボンドで平らにして、シリコン専用の両面テープを使ってフェルトを貼り付けて結露しにくくします。
これを、カメラに組み直してM5stackに接続していざ電源を入れると… なんか変な匂いがしてきて、良く見ると電源の極性が、逆になってました。M5stackは幸い無事でしたが、降圧モジュールとFETのゲートドライバICがお亡くなりになってました。
嫌な匂いと共に見事に破壊されてました。とりあえず部品を注文し直さないとダメですな。
気に入ったデザインの財布がなければ作ってしまえということで、その2です。前回の試作で気に入らなかったところを改良し、図面をおこします。
前回は、大きく次の2つが気になりました。
- 深い小銭入れが使いづらい(なかなか、コインが取りにくい)
- 札入れのところにカード入れがあるのが、なんか良さそう
で、近しい財布を参考にJW-CADで図面をおこします。何回か紙だけで組み立てちょっとした誤差を詰めていきました。
小銭入れ部分を切り出します。今回小銭入れもまちがあるので、片側解放です。
ファスナーの長さを合わせて、今回は両面テープで固定します。ただ、縫うと針がめっちゃネトネトして縫いにくいので、ゴムのりとかの方が良いかもです。
ファスナー周りを縫って、さらに外ポケットも貼り付けます。今回は型紙にあらかじめ穴を開けてからそれに沿って目打ちしてます。
貼り合わせて…
まちを付けて小銭入れ完成です。
カードポケットを切り出します。
貼って、縫って…
完成したので、後で小銭入れとまちでつなぎます。
まちはこんな感じにへり返ししています。
反対側のカードポケットを貼って縫い付けます。
仕切りを縫って、
外側のポッケをすいてから
接着します。(乾かしてるところです)
さて、中身ができたので、外装を切り出します。今回はソフトヌメの青色にしました。
中身パーツを貼り付けて縫います。中身は貼り付けた後で外側から菱ぎりで、一穴づつ開けております。少し中身を大きめにしてるので、この後余分を切り落とします。
表はこんな感じで、前回より縫い目はましかな。
もうひとつの中身も貼り付けます。
ちょっと、穴が開けにくいですが何とかなりました。
最後、余分を切り落として、完成。
試作なんですくのをさぼったのですが、分厚いですね。これは8月頃つくって、今も試用してます。次は、本番です。もう、革も発注しちゃいました。型紙はちょい修正中です。
8月に作成したノートカバーの作成手順です。革のアウトレット アビチにて長財布の第2試作用に「姫路ヌメ モーガン アニリン仕上げ でかたんざくサイズ」キャメルを買うついでにワインレッドも購入。作るものを決めずに買ってしまったのですが、そろそろ新調しようと思っていたノートカバーを作ってみようと思い立ちました。
元々使っているノートカバーのサイズを参考にCADで図面を起こして作り始めました。
アウター(ワインレッド 厚み1mm)
芯材(ボンテックス 0.75mm)
ペンホルダー(ヌメ 2mm)
芯材を貼るため、ボンドを塗り貼り付けます。
ペンホルダーの床面を処理して、
漉いたところ通しを貼り付けます。
あらかじめ芯材にはペンホルダーを貼り付けるところを避けていますので、そこめがけて貼り付けます。
こんな感じ。で、もともとアウター一枚で済ます予定でしたが、このように芯材を入れたほうがしっかりするので、インナーの革を今度はphoenixさんであらかじめ購入しておきました。黒のイタリアンソフトです。このとき初めてカット販売の皮をその場で革を見ながら「ではこのサイズで」と買ったのですが、内心ドキドキでした。そう、サイズが足りるか?です。
案の定、左下サイズが足りずパッチを当てています。ここは、カードポケットで隠れるので良しとします。ちなみに、背表紙部分はボンドをつけない浮かせ貼りしています。
で、カードポケットを作成。ここに名刺などを入れる予定です。
本体に貼り付け。さっきのパッチは見事に隠れています。
まあ、諦めて周囲を縫います。距離があって結構時間がかかりました。
で、完成。
中身は、ちょっと厚いかな。
ノートを挟むのはこういう感じになります。(後日はさむ力がゆるくなり、左右反対に使わざるを得なくなったのは内緒です。まあそれも今日修繕したのでなんとかなりそうです)
シンプルですが結構縫う距離が長く、A5サイズで良かったと思う次第です。A4だとかなりしんどいかもです。2ヶ月近く使っていますが、ノートをはさむところとペンホルダーがちょっと大きい以外は特に不便ありません。意外とイタリアンソフトの手触りがよく、ちょくちょく触ってしまいます。もちろん、アウターの姫路ヌメも悪くありません。