CMOSカメラを冷やしてみよう3 その6

By taka_ume - 2月 25, 2023

 もう2月も終わりますね… 

カメラ改造はゆっくり進めています。進めていくと色々問題が出るんですよね。前回フレキのタイプが間違っていたので再注文し、ケースを少し削りました。



なんとかケーブルが刺さるようになりました。横穴の高さが低かったようです。次は気休めですが、以前に買った熱遮断シートを貼り付けておきます。


切り抜いて…


底面と側面に貼り付けておきます。


高さを稼ぐために銅板を3枚重ねます。


結露防止にスポンジシートで周囲を塞ぎます。


実は一度組み立ててから入れ忘れたのに気づいたサーミスタ(温度センサー)を近傍におきます。ペルチェ素子は銅板より大きいのでペルチェ素子の表面温度はなんとか検出できる感じです。


ペルチェ素子2枚重ね(2.5cm角)をさらにおいてこの上に放熱部材を取り付けます。


単純に放熱部材をペルチェ素子に押し付けると撮像素子が基板から剥がれる方向に抑えることになるのでストッパーをはさんでいます。


撮像素子面はこんな感じで、もとのカバーをアルミ板で押し付ける構造です。


USB転送部は元のケースにおさめています。


重量感はたっぷりですね。最初に内部の材料集めてからケースを設計していればいらぬ改造無しでできたとは思いますが、それも含めて作るのが楽しいのも事実です。間違いなく、冷却版のカメラを買ったほうが安いのですが、まあ楽しめたので良しとしましょう。
さて、次は制御ボックスの作成に入ります。今度はM5Stackを使う予定で、ケース内に強引に部品を押し込めようと考えています。悩ましいのが今回の小型ペルチェ素子は8V仕様なんですね。ファンもその電圧で動かすしかないかなあと。
来月頑張ります。




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