8月に作成したノートカバーの作成手順です。革のアウトレット アビチにて長財布の第2試作用に「姫路ヌメ モーガン アニリン仕上げ でかたんざくサイズ」キャメルを買うついでにワインレッドも購入。作るものを決めずに買ってしまったのですが、そろそろ新調しようと思っていたノートカバーを作ってみようと思い立ちました。
元々使っているノートカバーのサイズを参考にCADで図面を起こして作り始めました。
アウター(ワインレッド 厚み1mm)
芯材(ボンテックス 0.75mm)
ペンホルダー(ヌメ 2mm)
芯材を貼るため、ボンドを塗り貼り付けます。
ペンホルダーの床面を処理して、
漉いたところ通しを貼り付けます。
あらかじめ芯材にはペンホルダーを貼り付けるところを避けていますので、そこめがけて貼り付けます。
こんな感じ。で、もともとアウター一枚で済ます予定でしたが、このように芯材を入れたほうがしっかりするので、インナーの革を今度はphoenixさんであらかじめ購入しておきました。黒のイタリアンソフトです。このとき初めてカット販売の皮をその場で革を見ながら「ではこのサイズで」と買ったのですが、内心ドキドキでした。そう、サイズが足りるか?です。
案の定、左下サイズが足りずパッチを当てています。ここは、カードポケットで隠れるので良しとします。ちなみに、背表紙部分はボンドをつけない浮かせ貼りしています。
で、カードポケットを作成。ここに名刺などを入れる予定です。
本体に貼り付け。さっきのパッチは見事に隠れています。
まあ、諦めて周囲を縫います。距離があって結構時間がかかりました。
で、完成。
中身は、ちょっと厚いかな。
ノートを挟むのはこういう感じになります。(後日はさむ力がゆるくなり、左右反対に使わざるを得なくなったのは内緒です。まあそれも今日修繕したのでなんとかなりそうです)
シンプルですが結構縫う距離が長く、A5サイズで良かったと思う次第です。A4だとかなりしんどいかもです。2ヶ月近く使っていますが、ノートをはさむところとペンホルダーがちょっと大きい以外は特に不便ありません。意外とイタリアンソフトの手触りがよく、ちょくちょく触ってしまいます。もちろん、アウターの姫路ヌメも悪くありません。