CMOSカメラを冷やしてみよう その3

By taka_ume - 5月 31, 2020

晴れない日が続いてます。なんかこのまま梅雨に突入しそうで、本来の目的が果たせずです。


嘆いても仕方ないので、そろそろCMOSカメラ冷却を完成させないとダメですね。
ペルチェ素子は2段にしているのですが、カメラと接触する部分は薄い銅板にしました。カメラとは当てるだけに。冷却能力が劣るのはやむを得ずです。



で、これをカメラに当てます。



うーん、やはりいい大きさになりますね。で、先立ってカメラの中に、乾燥シートを入れておきました。


このユニットを制御回路につなげるのですが、念のため電流制限回路を追加し全体回路を見直して、もう一度手配線しなおしました。


上側が追加した電流制限回路です。過電流を検出するとペルチェ素子への電圧がカットされるようにしています。スイッチング素子には電流が流れっぱなんでそこそこ熱くなるのが難点です。まあ、これ以上電源側を壊すわけにいかないので、これで良しとします。


パターンを起こすわけではないですが、配線の参考にするためにパターン図も作成し、これを見ながら、手配線しました。


結構ごちゃっとしましたが、自分で使うのでいいとしましょう。ちなみに、放熱板を背負っているスイッチング素子が過電流のときにOFFになる素子です。熱くなるので放熱する必要があります。(最初能力が低い素子を使って、チンチンに熱くなったのは内緒です)

とりあえず、お試しの16℃設定のまま冷やしてみました。


ソフトの設定で、3~4Aくらいで制限かけたままですが、一応冷えているみたいです。37.4℃が10分くらい33℃になりました。


何とか冷えそうですが、目標のセンサー温度10℃はなかなかきびしそうかなあ~。

次は電流制限を10Aに変更とケーシングして実践投入の準備だあ。

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